東京都市大学オーストラリア留学プログラム (TAP)

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レポート

REPORTTAP 留学中の学生による
特派員レポート

REPORT
2025.09.05
Vol.648
オーストラリアの物価と休日の過ごし方
松本 和也
理工学部 機械システム工学科, Edith Cowan University Mount Lawley

オーストラリアの物価と休日の過ごし方

皆さま初めまして。お読みいただきありがとうございます。

エディスコーワン大学に留学中の機械システム工学科の松本和也と申します。

私のレポートでは、今冬以降に留学を予定しているTAP生の皆さまや、オーストラリア留学について知りたい受験生の方々に向けてお届けしたいと考えております。

最後までお読みいただけますと幸いです。

第1回目のレポートとして、今回はオーストラリアの物価や休日の過ごし方などについてお伝えしたいと思います。

1.オーストラリアの物価について

留学を検討中、もしくは予定している皆さまにとって、物価は気になるポイントのひとつかと思います。特に今冬以降に留学を予定している生徒さんやそのご家族にとっては、生活費をどのくらい準備すればよいか、不安に感じることも多いのではないでしょうか。

結論を先に申し上げますと、物価は日本とあまり大きく変わらないというのが私の第一印象でした。とはいえ、日本より高いものもあれば、安いものもあり、様々です。ただ、安価なスーパーマーケットや雑貨店を見つけることができれば、かなり快適に過ごせるかと思います。ここで、おすすめのお店やおおまかな価格帯についてご紹介できればと思います。


おすすめのスーパーマーケット

まずは、キャンパスから徒歩で行ける「Woolworths」のInglewood店をご紹介します。こちらのスーパーは、食品がとにかく安いことと、徒歩圏内にあるのが大きな特徴です。ただ、徒歩圏内とはいえ歩いて約20分かかるため、夜間の利用はあまりおすすめできません…(笑)。

価格帯については、例えば、パンケーキミックスの粉(300g)は日本円で約120円、牛乳2Lは約320円で購入できます。また、食パン(650g入り)は約320円とお買い得です。


このように、飲食物の物価は日本とあまり変わらず、自炊すれば日本と同程度の生活費に抑えられるかと思います。ただし、ジュースや日本からの輸入品は日本の1.5倍から3倍程度の価格で、少し買いづらいと感じています。

補足として、日本米は5kgで約3,000円程度で購入できます。

なぜここをおすすめするかというと、バスを使わずに行ける点にあります。私たちECU生は学生証の裏がICカード(日本のSuicaやPASMOのようなもの)になっていて、それをタッチすることで学割料金にてバスや電車、船を利用できます。しかし、本数が少なかったり、日本のバスのような案内放送が一切ないため、一つ前のバス停の位置をあらかじめ覚えておいて、通過後に降車ボタンを押すなど、少し難易度の高い乗車方法です。

こうした点からも、徒歩で行ける「Woolworths」のInglewood店は個人的におすすめです。

ちなみに雑貨については、先ほどのスーパーマーケットではあまり取り扱いがないのですが、バスで行ける「Kmart」というお店があります。そちらでは写真の電子ケトル(1.7L)が約750円、お皿やコップなどの陶器製品は1つ100円未満で購入可能です。オーストラリアの物価はおおむねこのような感じです。

ただし、100円ショップの「DAISO」は日本と同じ商品(輸入品)が購入できますが、日本で110円のものは基本的にオーストラリアでは約330円となっているため、その点は注意が必要です。

2.休日の過ごし方について

少し長くなってしまいましたので、ここで軽く休日の過ごし方についてご紹介させていただきます。休日(土・日)は基本的に自由です。大学の図書館でゆっくり勉強して過ごすのもよいですし、本屋さんに行ったり、マードック大学の友人に会うためにパース駅へ出かけるのもおすすめです。


また、寮から歩いて30分の本屋さんには、日本の漫画(英語版のポケモンやワンピースなど)や料理の本、サイエンス関連の本など、幅広いジャンルの書籍が揃っていました。


以上で第1回目のレポートを終了とさせていただきます。

次回のレポートでは、授業の雰囲気などについて、9月中旬ごろにご紹介できればと考えております。私のレポートが少しでもお役に立てれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。