東京都市大学オーストラリア留学プログラム (TAP)

東京都市大学
オーストラリアプログラム


レポート

REPORTTAP 留学中の学生による
特派員レポート

REPORT
2025.09.25
Vol.667
日常に変わりゆく留学生活
森坂 英太
理工学部電気電子通信工学科, Murdoch University

1.慣れてきた学校生活

オーストラリアに住んでから1か月以上が経過し、だんだんと生活が慣れてきました。自炊では、最近はボロネーゼ、そぼろ、チャーハンをよく作ります。またルームメイトとカレーを何回か作りました。カレーは量を多めに作ってしまうので、誰かと一緒に作ることをおすすめします。ちなみに炊飯器は現地で買うことができます。私の場合はKマートで14ドル(1400円)くらいで買えました。日本から持ってくる場合は電子レンジで炊ける炊飯器が良いと思います。というのも、電圧が日本とオーストラリアではかなり違うので、コンセントのついている日本の炊飯器は使えない可能性があります。ドライヤーやヘアアイロンも同様です。現地で購入することを推奨します。


マードック大学寮内では不定期にちょっとしたイベントが行われています。主に平日に行われます。TCU以外の寮に住んでいる人と関わる良い機会だと思います。先月はキャンパス内にあるクラブでパーティーが開催されました。また、夜に大学内のREC ROOMという場所で食べ物を無料でもらえることがあります。先日はタコスの屋台が来ていて、無料で食べられました。無料の割にはかなりボリューミーでした。

2.休日の過ごし方

休日はランゲージパートナーに車でいろいろな場所に連れて行ってもらっています。先週の日曜はフリーマントルへ行きました。車だと、マードックから30分くらいで行けます。電車だと、遠回りになるので1時間ほどかかります。

フリーマントルではフィッシュ&チップスが有名な店があるみたいでランゲージパートナーと一緒に行きました。Cicerello’s Fremantleという店のプレミアムフィッシュ&チップスを頼みました。値段は20ドル(約2000円)しましたが、かなりボリューミーで苦しいくらいでした。

その後、フリーマントル刑務所のツアーに参加しました。感想としては、重苦しい雰囲気の中に、囚人たちの痕跡が生々しく残っていたのがとても印象的でした。観光地でありながら、歴史の重みが感じられ、世界遺産に登録されたのも納得です。フリーマントルは観光地ということもあり、そこそこ日本人がいました。

3.脱ホームシックのためには

オーストラリアでの滞在期間は3か月半ということもあり、やはりホームシックになる人が多いと思います。私もオーストラリアに来てから1か月経ち、慣れてはきましたが、日本にいる友人のことを思い出すと、やはり少し寂しくなります。休日は特に予定も組まなければ1人なので、寂しく思います。それの対処法としては、趣味を見つけることが大切だと思います。


私の場合、特に予定のない休日にはよくプールに行きます。私は水泳部所属で、普段の練習はハードで行くのが嫌だと思うこともありますが、オーストラリアに来てからは逆に私にとって泳ぐことがストレス発散になっています。別に行かなくてもいいのにオーストラリアに来てまで水泳の練習をやるということは、実は自分は水泳が好きなのかもしれません。練習に行くのはCockburn ARCという場所でマードック駅から1駅、またはバス514で行くことができます。料金は学割が効いて6ドル(600円)くらいです。このプールは屋内が25mプール、屋外が50mプールになっています。私はここで1時間くらい練習します。天気がいい日には屋外プールで泳ぎました。外は寒いですが、プールの中は温水なので気持ちよく泳げます。また、このプールにはプラス料金がかかりますが、サウナとジャグジーもあります。

このように体を動かして、寂しい気持ちから抜け出すという方法もあります。別に体を動かさなくても、アニメを見たり、買い物に行ったりすることもホームシックから抜け出せる良い方法になると思います。とにかく、何かやることを見つけることが重要だと思います。または、楽しみを作ることも、対処法の一つです。私の場合は、金曜日は授業が早めに終わるので、放課後パース市街へ外食に行くことが日々の楽しみです。私は主にこの2つの方法でホームシックを乗り越えられています。初めは異国の地で生活できるのかと非常に不安に思っていましたが、1か月以上が経ち、少し自信がついてきました。