東京都市大学オーストラリア留学プログラム (TAP)

東京都市大学
オーストラリアプログラム


レポート

REPORTTAP 留学中の学生による
特派員レポート

REPORT
2025.10.30
Vol.682
オーストラリアにきて8週間(折り返し)
早川 太一
理工学部 機械システム工学科, Edith Cowan University Mount Lawley

オーストラリアに来てから8週間が経ちました。滞在期間の半分が過ぎ、セメスターブレイクと呼ばれる1週間の休みに入りました。この間、これまでの生活を振り返るとともに、新しい経験を通じて多くの学びがありました。


英語については、自分では大きな上達を実感していないものの、以前よりも「伝えたいことを伝えられる」ようになったと感じています。文法の正確さにはまだ不安がありますが、生成AIを使って自分の英語表現を確認しながら学びを深めています。ネイティブの先生や友人と話す中で、細かい言い回しや自然な表現を少しずつ身につけているように思います。

セメスターブレイク中は、ネイティブの友人2人と日本人の友人1人、計4人で「ダウンサウス」と呼ばれる地域(BusseltonやAugustaなど)へ旅行に行きました。ホテルではなくレンタカーとテントを利用し、3日間のキャンプ旅行をしました。キャンプサイトが見つからず、車中泊をすることになり、助手席や運転席で寝るという貴重な経験をしました。夜は満天の星空が広がり、オーストラリアならではの自然を肌で感じることができました。


移動中には野生のカンガルーが道路を横断する場面にも遭遇し、オーストラリアが“the flattest country”と呼ばれる理由を実感しました。どこまでも地平線が続く景色は、日本では見ることのできない壮大なものでした。

最近は自炊にも慣れ、特にTikTokやInstagramのレシピ動画を参考に鶏肉料理を作ることが多いです。唐揚げや油淋鶏などを作り、タルタルソースを添えて楽しんでいます。ただ、卵が12個で6ドル、マヨネーズが300gで5ドルと、食材は全体的に高く感じます。外食では、ハンバーガーとポテト、食パンチキン2のセットで約60ドルかかることもあります。そのため、生活費は月9万円以内に抑えるよう工夫しています。

この2か月を通して、英語力の向上だけでなく、自立した生活力や異文化への適応力も少しずつ身についてきました。今後の残りの期間では、さらに多くの人と交流し、英語を使って自分の考えをより自然に表現できるようになりたいと思います。