東京都市大学オーストラリア留学プログラム (TAP)

東京都市大学
オーストラリアプログラム


レポート

REPORTTAP 留学中の学生による
特派員レポート

REPORT
2025.11.21
Vol.684
108日間のオーストラリア留学~最高の思い出~
佐藤 麗華
理工学部 自然科学科, Murdoch University

今回のレポートが最後になるということで、私がオーストラリア留学で体験したさまざまな出来事を紹介したいと思います。

〇1番うれしかったこと

オーストラリア留学中に一番うれしかったことは、誕生日を祝ってもらえたことです。ルームメイトやクラスメイトからお祝いの言葉をもらい、誕生日パーティーまで開いてもらいました。20歳の誕生日は一生忘れられない大切な思い出になりました。

〇カルチャーショック

オーストラリアに来て、私は大きな衝撃を受けました。友達とバスに乗っていたとき、乗客同士が殴り合いのけんかをしているのを見て、とても怖くなりました。そのような場面を見たことがなかったので、驚いてしまいました。もちろん、毎回このようなことが起こるわけではないので、あまり心配する必要はありません。

〇面白話

オーストラリアで印象的だった面白い体験があります。友達とStarbucksに行ったときのことです。オーストラリアのStarbucksでは、日本のように注文番号ではなく、名前を聞かれてカップに書かれます。私は「Reika」と伝えたのですが、受け取るとそこには「Nika」と書かれていて、自分の注文がないのかと焦りました。それ以来、「次はどんな名前で書かれるかな」と楽しみになっていました。

〇授業

8~9月は英語の授業が中心でした。私のクラスにはドバイ出身や香港出身の学生がいて、オーストラリアにいながらもさまざまな国の人と交流することができました。10~11月は3つの教養科目を受講しました。野外活動が多く、今まで行ったことのない場所で新しい発見があり、とても充実していました。


〇Japan Festival

Japan Festivalでは、けん玉のブースを担当しました。けん玉の存在を知っている人は多かったのですが、実際に遊んだことのある人は少なく、一緒に遊びながらやり方を教えました。実行委員の方々のサポートもあり、イベントは大成功でした。

〇息抜き

私の息抜きは筋トレです。寮の敷地内には無料でトレーニングができる場所があり、時間がある日はジム仲間と一緒に通っていました。また、オーストラリアの公園にはトレーニング器具が多く設置されており、外でも運動を楽しむことができます。日本にもこのような無料のトレーニングスペースが増えればいいなと思いました。


〇コアラ&ウォンバット

Cohunu Koala Parkではコアラを抱っこしました。コアラの顔とユーカリを食べる姿がとてもかわいらしかったです。実際に抱っこしてみると意外と重くて驚きました。Caversham Wildlife Parkではウォンバットと写真を撮り、オーストラリアならではの体験ができました。

〇友達

オーストラリア留学では、多くの素敵な友達ができました。出発前は知り合いが数人しかいませんでしたが、授業やさまざまな活動を通してたくさんの友達と出会うことができました。助け合い、支え合える仲間ができたことで、より充実した生活を送ることができました。

〇日本との違い

私は、「日本にもあるお店には行かないぞ」と思っていましたが、実際には同じチェーン店でもその国ならではの特徴があり、楽しむことができました。オーストラリアのBaskin-Robbinsでは、コーンカップにチョコレートがついていたり、トッピングを追加できたりします。KFCのセットメニューにはマッシュポテトがついていました。このように、オーストラリア限定のメニューを楽しめるのも魅力のひとつです。

〇成長

オーストラリア留学を通して、私は大きく成長できたと感じています。英語を話すことに自信がなかった私は、「自分から話しかける」ことを目標にしました。授業やイベントに参加した際には積極的に話しかけ、たくさんの人と仲良くなることができました。また、日本ではあまり料理をしていませんでしたが、オーストラリアではほとんど毎日自炊していたので、料理の腕も上がったと思います。

〇みんなに伝えたいこと

オーストラリア留学では、たくさんの新しい経験ができます。時には悲しいことやつらいこともあると思いますが、そんなときは日本の家族や友達に相談して元気をもらってください。そして、できるだけ多くの場所に出かけてみてください。お金を使うこともありますが、その分すべてが素敵な思い出になります。


これまでのレポートを振り返ってみると、これを読んでくださった皆さんが「オーストラリア留学が楽しみだな」「私も行ってみたい」「食べてみたい」と思えるきっかけになっていればうれしいです。ぜひ、全力で楽しんでください。これまでのレポートを読んでくださり、本当にありがとうございました。