東京都市大学オーストラリア留学プログラム (TAP)

東京都市大学
オーストラリアプログラム


レポート

REPORTTAP 留学中の学生による
特派員レポート

REPORT
2025.04.30
Vol.629
英語の授業のトリセツ
森田 愛理
都市生活学部都市生活学科、Murdoch University

留学前にとても不安だった現地での英語の授業。きっと、私と同じ不安を抱いている人もいるのではないでしょうか。

そんな人でも大丈夫!と強く言えるよう、英語の授業を履修し終えた今、英語の授業について紹介したいと思います。

クラス分けの仕方、時間割、授業内容、宿題、テスト、留学準備講座について記載してあります。留学前の自分に宛てたい情報をたくさん詰め込みました。現地の授業が不安な方、興味をもっている方、ぜひご覧ください。


①クラス分け

マードック大学では、到着してすぐにクラス分けのテストがあります。文法問題と、ライティング、ディスカッション方式のスピーキングテストがありました。このテストで、クラスが決まり、レベルによって振り分けられます。

レベルが高いクラスでは、他の留学生もクラスにいて、ディスカッションをしたり、ライティングのトレーニングをしたりしています。しかし、多くは、TCU学生がほとんどのクラスなので、英語力に自信が無い方でも学びやすい環境だと思います。全部で7クラスに分かれており、1クラス15人前後です。

②授業時間割

9:00~10:30→1限

10:30~11:00→30分休み

11:00~12:30→2限

12:30~13:15→昼休み

13:15〜15:15→3限


月から木曜までは、ひたすらこの授業で、金曜日だけ午前中で終わります。これを7週繰り返しますが、見ての通り休み時間が多いので日本よりホワイトです。講義ではないので時間があっという間に感じられると思います。寮から教室まで徒歩15分くらいかかるので、昼食はお弁当を持参するのがマストです。教室の近くには、電子レンジ付きのお昼を食べれるスペースがあるので、とても便利です。

③授業内容

私は、全員TCU学生のクラスで、ゲーム形式で楽しく学べるアクティビティも多くありました。原稿を見ずにクラスの人の前でプレゼンテーションをしたり、トピックについて話したりする機会が多かったので、英語でのプレゼン力とトーク力が鍛えられているように感じました。もちろん、先生によって、授業の内容、形式、難易度は異なります。授業に参加してみて、難易度があまりにも自分に合わないと感じたら、クラス移動について先生に相談することもできるので、授業についていけなかったらどうしよう、と不安にならなくても、大丈夫です。

④課題、宿題

私のクラスは、初日から毎日のように宿題がでました。クラスによっては、あまり宿題がでないところもあります。宿題にかかる時間は、だいたい1時間くらいです。プレゼン準備やライティング、教科書の問題を解く、などさまざまです。(教科書は現地で配布されます)私は、留学生活に慣れてきたころから、毎日英語で日記を書いて英語の先生に添削してもらっていました。自分で書こうと思っても続かないタイプなので、先生に見せるんだ、という気持ちで毎日書いていました。

ライティング力があがるだけでなく、添削しながら新しいワードや文法を先生が教えてくれるので、話す時に前よりも言葉が出やすくなりました。

⑤テスト

テストは第3週目に中間、最後の7週目に期末があります。クラスごとにテストは違い、難易度も異なりますが、共通して、テストの点数が50%を下回ると単位は取れません。

しかし、真面目に授業を受け、焦らずテストに挑めば、大丈夫です。ちなみに、テスト項目は、文法と語彙、リーディング、ライティング、スピーキング(プレゼン)、リスニングです。

また、出席も90%をきると補習があるとか、ないとか、、、80%をきると、確実にアウトなので、パーフェクトを目指しましょう!

成績、出席率が高いといいことあるかも、、?

⑥番外編 ~留学準備講座〜

私は、TAP準備講座を受ける前の入学時TOEICの点数は300点台でした。そのため、英語にとても自信がなく、留学も最後の最後まで悩んで決めました。しかし、準備講座が終わった後では300点以上スコアが伸び、毎日の準備講座の成果を感じることができました。設計課題や部活動に追われる中での準備講座はとても大変でしたが、準備講座での学びを現地で活かすことができていると感じています。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。