東京都市大学オーストラリア留学プログラム (TAP)

東京都市大学
オーストラリアプログラム


レポート

REPORTTAP 留学中の学生による
特派員レポート

REPORT
2024.11.15
Vol.614
TAPのまとめ
橘 東尚
情報工学部情報科学科,Edith Cowan University Mount Lawley

100日間、思い返せばあっという間でした。

月曜から金曜まで授業がある前半、前半に比べ大幅に授業時間と日数が減ってより観光などがしやすくなった後半。一方、時の流れが徐々に早くなっていくのを感じました。留学を通してたくさんの学びと経験、思い出を持ち帰ることができました。これから行かれる皆さんも楽しく学びのあるオーストラリア生活を送れることを願います。

ここでは来年のTAP生の方に向けて色々なことをまとめましたので、長くなりますが、ぜひ参考にしてください。

寮に日本から持って行って重宝したもの5選


・やわらかいティッシュ

・洗濯ネット

・ボトルブラシ(水筒洗うやつ)

・使い捨ての箸、スプーン、フォーク

・サングラス

こからは普段の生活に関することについてお話しします。


〇前半

#授業について

月曜から金曜まで毎日授業です。専用の教科書を使いListening, Reading, Writing, Speakingをやっていきます。クラスはレベル分けされ1クラス20人程のTCUの生徒と1人のECUの先生で構成されます。授業は生徒同士の会話、ディベートが多めで、「週末は何をした?」という軽い内容から教科書に出てくる「再生可能エネルギーについて」などのトピックについて英語で話し合います。また、Essay Writingを扱うので、英語で自分の意見を書く機会が多いです。

気になるテストについてです。Vocabulary, Reading, Listening, Writing, Speaking のテストがあります。授業で扱ったトピックに関係する話題なので、テストの為に他の内容を新たに勉強する必要はありません。


#EAPについて

ECUには現地の学生がバディー(日本人の現地での活動をサポートしてくれる生徒)となってくれて1つのグループに数人ついてくれます。EAPはオーストラリアの歴史、生活、文化を学ぶために設定されているTAPプログラムの1つです。EAPではバディーと一緒に観光したりクイズナイトに参加したりします。この機会を利用してバディーと仲良くなることで、個人的に連絡を取り合い遊びに行く人もいます。


セメスターブレイク

授業の前半後半の間に1週間ほど休みがあります。都市大生の多くはこの機会を利用して東側(シドニー、メルボルン、ゴールドコースト)へ観光に行きます。私は自然に触れたかったのでメルボルンで飛行機を乗り継ぎタスマニア島へ行きました。

この時期(9月下旬)のタスマニアはまだ寒く、少し山に行くと雪が残るくらいです。

私たちはツアーを申し込んだので、タスマニアの様々な観光地へ行くことができました。皆さんもセメスターブレイクどこへ行くか、友達同士で調べておくといいかもしれません。

 
 

後半

#授業について

前半に比べ授業時間は大幅に減り、1日3時間程の授業が週3日になります。一方でレポート課題やプレゼンテーションが増え少し大変です。


・Social, Cultural and Media Studies

オーストラリアの文化、歴史についてより深く扱います。ある映画を見てそれについてのレビューと自分たちで映像作品を制作する課題があります。


・Collaborative Design

前半に行うDesign Thinking Processの内容を活かす授業です。あるテーマについての問題を解決することができるような物をデザインしグループで発表します。


・Introductory Applied Mathematics

つまるところ数学です。必要な知識は主に三角関数、微積、行列です。また、微分積分を利用した身の回りのものについてプレゼンをします。中間テスト、期末テストがあります。テストは数学力と英語の読解力が必要です。

#授業外の時間

先程もお話ししたように後半は自由時間が多くあります。「勉強以外」どのようなことをしていたかを紹介します。


① ビレッジでビリヤード

ビレッジに住む現地の学生も多くやっているので一緒に遊ぶと会話のきっかけになります。


② 買い物

普段の食品はもちろんですが、帰国の日も近づいているのでお土産を買いに行きます。カンガルーやコアラのぬいぐるみ、カンガルージャーキー、T2tea(紅茶)が有名です。


③ バレーボール

毎週金曜はJoondalupキャンパスでバレーボールを現地の学生と毎週プレイしました。またJoondalupキャンパスのキャンパスショップでECUグッズ(Tシャツやパーカーなど)が買えます。16:00まで空いているので、授業がない日や午前授業の日はぜひ行ってみて下さい。


④ 観光

パース近郊には観光スポットがたくさんあります。電車やバスで行けない場所は数人でタクシーを呼んで割り勘するもよし、バディーに連れて行ってもらうのもよし、ツアーで行くのもよしだと思います。行きたいところを事前に調べておきましょう。


主な観光スポット

・フリマントル

・ロットネスト島

・ウェーブロック

・ピナクルズ砂漠

・スワンバレー

・コフヌ・コアラパーク


⑤ 外食

時には外食へ行ってみましょう。街を歩けば一風堂をはじめとする日本食レストラン、韓国料理、イタリアンレストラン、ファストフード様々あります。大体のレストランはは$20~と思って間違いないでしょう。ただし月初めの第一水曜は一風堂が半額であるように、稀に曜日によって割引で食べれる場合がありますが、逆に週末や祝日は休日料金がプラスでかかることもあります。


⑥ カジノ

クラウンパースというホテルにカジノ(合法)が併設されています。ポーカー、ブラックジャック、ルーレットなどがあります。節度をわきまえて楽しみましょう。


最後に

持ち物で悩むこと多いと思います。キャリーバッグの重量に困ったときは無理せず置いていきましょう。基本的にオーストラリアでも、物価の影響で日本より高いですが買うことはできるのであまり心配はいりません。(電気炊飯器、ハンガーラック、皿、フライパン、鍋、等)

自分が向こうで一番大切だと感じたことは何でも積極的に行うことです。自分は外国人と話すとき英語力が不安でしたが、「母国語なんだからそのくらい(おかしな英語でも)理解してくれるのが当たり前」くらいのマインドで会話しに行くことで恥ずかしさや恐怖心が無くなりました。バディーや寮にいる外国人と話す機会があればぜひ積極的に話して仲良くなってください。


3か月間、素晴らしい時間をありがとう!!