東京都市大学オーストラリア留学プログラム (TAP)

東京都市大学
オーストラリアプログラム


レポート

REPORTTAP 留学中の学生による
特派員レポート

REPORT
2026.10.09
Vol.742
とらわれないで
廣瀬 周介
デザイン・データ科学部 デザイン・データ科学科

 先に断言させていただくが、セミスターブレイク(9月終わりから始まる長期休み)は旅行に行かずとも充分に楽しむことが出来る。

 もちろん何か目的があってシドニーやメルボルンを訪れることは素晴らしいと思う。友人とのかけがえのない思い出作りが出来ることは非常に喜ばしい。一方で、セミスターブレイクの間に何か大きなことをしなければならないというわけでもない。私はこの期間にパース散策、大学近くの公園で一人ピクニックなどを行ったが、これもまた素晴らしい体験だったことをここに綴らせていただく。もしも、これを読んでいる方の中でセミスターブレイクをどう過ごすか悩んでいる。いや、どう過ごさなければいけないか悩んでいる方がいるならば、ぜひこの文章を最後まで読んでいただきたい。焦燥感にかられる必要はないのだ。

 まずは、大学構内および周辺の公園を散策することだ。大学生活にも慣れ始め、ある程度なら脳内に校内マップが染みついた時期こそ、大学を探検するには絶好の機会だと私は考えている。校舎の位置関係が見えてくるからこその発見があって面白い。またマードック大学は自然に囲まれたキャンパスであるので、近くの公園や保護区を見て回るのも非常に興味深かった。

 パースをあてもなく散策するのもいいだろう。一人だからこそ入れるお店やカフェはあるだろうし、そういったお店との思いがけぬ出会いは得も言われぬ高揚感がある。現に私は、とあるカフェで出会ったココナッツ&レモンマフィンの味を鮮明に覚えている。もしもAFLのグランドファイナルがある時期ならば、スポーツバーやレストランに行ってみるのもいいだろう。フリーマントルで地元の方々と観戦しながら食べたフィッシュアンドチップスは、いつにもまして美味しかった。

 自由であるがゆえに、何か大きなことをしなければいけない。そういった焦燥感にかられることがいい方向に働くことももちろんあるだろう。しかし、そんな自由に思い悩んでいる皆さんは、あまり「自由」という言葉にとらわれすぎずに、自分の思うがままにセミスターブレイクを過ごされてはいかがだろうか。