

オーストラリアプログラム

レポート
REPORTTAP 留学中の学生による
特派員レポート
Japan Festival とは日本の文化を現地の人々に知ってもらうためのイベントです。Aサイクル(2月~5月)の期間には2回のJapan Festivalを経験することができます。
1 Perth Japan Festival
このイベントはパース市と日本領事館が毎年夏に開催する文化イベントです。和食の屋
台や茶道体験、武道のパフォーマンスなどさまざまな日本文化が紹介されます。夜には会場
中央に建てられたやぐらを中心に盆踊りをしたり、ソーラン節を踊ったりします。
TAP 生は来場者としてはもちろんですが、ボランティアとしてこのイベントを楽しむこ
とができます。ボランティアに興味がある方は、開催から 1 か月ほど前にボランティアの
案内がお知らせされるので応募してみることをお勧めします。
私はボランティアとしてキッズコーナーのスタッフをしました。このコーナーの仕事はスタンプラリーの販売と景品の案内でした。お昼過ぎから多くの親子が訪れ、スタンプラリーを楽しんでくれていました。景品のコーナーでは日本ではなじみ深い駄菓子や分解消しゴムなどが並べられていて、子どもたちが一生懸命に選んでいました。時折、「これは何で
すか」や「これはどんな味ですか」と英語で質問され、少し緊張しながらもできる限り伝わるように答えました。中盤には大盛況により景品が残り少なくなったため、ボランティアのTAP 生が折り紙を折って景品を増やすという場面もありました。みんなで「懐かしい!」「どうやって折るの?」と楽しみながらできたのでとても良い時間だったと思います。
2 TAP 生によるJapan Festival
このイベントは4月中旬にTAP生が各大学(MurdochまたはECU)で開催するイベントです。実行委員が中心となり、全TAP生がいくつかのブースに分かれて準備を進めます。
当日は前半期間の語学学校の先生やECUの学生などが訪れ、日本の文化を体験してくれました。私が通っているECUでは以下の11つのブースを作りました。
・チョコバナナ
・フルーツ飴
・かき氷
・流しそうめん
・書道
・気配切り
・着付け
・輪投げ
・茶道
・巨大だるま落とし
・かるた
実行委員は渡航の約2か月前に発足しました。12月ごろにオンラインでJapan Festival実
行委員についての説明会があり、渡航直前のTAP説明会終了後に顔合わせと役割決めがあ
りました。渡航後は週に1回程度の定例会を重ねて、ブースの種類や人数配置の決定、物品
購入、買い出しを進めていきました。
実行委員はやや長い期間活動するため大変と感じることもありますが、TAP 期間を通して一つのことを頑張れる良い機会なのでぜひ立候補することをお勧めします。
2 つのJapan Festival を通して、日本文化が非常に多くの人から愛されているということを
感じました。アニメや漫画はやはり特に人気なので、有名作品は渡航前に履修しておくこと
をお勧めします。